労働

1、産業をいかす『人財』づくり

2、「トライアル雇用制度」づくり

3、ファミリーサポートセンター」拡充による女性の自立支援


 今、若者の多くや同じ世代の多くの人々が、就職難やリストラに苦しんでいます。政府の経済政策の失政や銀行のバブル期の過剰投資が、なんの身に覚えのない人々の生活を苦しめ、かつ医療費の値上げや年金のスライド制など、最も弱い立場の市民をより苦しめようとしています。

 こうしたなか、状況を嘆くだけではいけません。新たなものを創出していくことが必要です。人材は、地域の財産であると捉えて、羽村市の産業を担う『人財』づくりを積極的に推進します。私の周りには幸い高度な知識や技能、技術を持つ優秀な若者が多くいます。彼や彼女たちの個性を最大限いかした『人財』づくりが、いまの構造的不況を脱出する唯一の方策であると考えています。そして、こうした、人材をいかすために、若年者の就学対策として、「トライアル雇用制度」を発展させ、NPOなどとも協力した斡旋機能の充実を図ります。政治家による、「口利き」の時代は終わりました。真に努力し実力をつけた人を企業も積極的に受け入れることができるように、トライアル就業制度の創設に努力します。

 また、景気が悪化、雇用情勢も厳しさを増す中で、雇用の安定を円滑にするため、雇用面のセーフティーネットを整備し臨時応急の雇用・就業機会の創出、、失業なき労働移動の支援、景気循環に対応した雇用の維持・安定対策を推進します。

 また、子育てを社会全体の問題として捉え、家庭や学校や地域が連携・協力しながら子供たちがすこやかに育って生きる環境を整備する、ファミリーサポートセンターの拡充を目指し、女性の自立支援に積極的に取り組みます。

 男女雇用機会均等法が施行されてから、15年以上経ちますが、今も、女性の労働環境は悪いままです。男女が協力しながら、楽しく生活できるシステムに若い力による改革が今必要な時では、ないでしょうか?

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